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【名古屋】初の練習試合で見えた新たなスタイル。2年目の“フィッカデンティグランパス”が目指すサッカーは… - サッカーダイジェストWeb

 試合は立ち上がりの攻勢から一転、空中戦での衝突で丸山祐市が負傷交代してしまい、33分にペドロ・ジュニオールの得点でサムットプラカーン・シティが先制。バックパスをカットされての失点には「何だあれはという失点もあった」と指揮官もやや不満げだったが、それ以上に5度はあった決定機をものにできなかった方が敗因としては大きかったか。

 途中、相手のあまりの荒さに苛立つ場面も見られたが、米本は「失点がなければ0-0の展開だったし、悪くはなかった」と話し、阿部も「失敗して普通だと思っているし、積み重ねだと思っている」と結果そのものに対してはネガティブに捉えていない様子。フィッカデンティ監督は「今日はキャンプ最初の試合として足が動くところまででいいから、まずはやらなくてはいけないサッカーをやろうと言った」と内容重視の試合だったとしており、「これでまだ走れたら困るくらい、今は練習で走り込みをやっている。最終的には90分間できるようになるし、今日20分間できたことは良い感覚を得ている」と一定以上の評価をしているようだった。

 トレーニングでは体力強化や戦術浸透のほか、新任の和田一朗コーチによるワンタッチコントロール、パスの精度を意識した練習も行なわれており、攻守に縦に速いスタイルを支える技術構築も積み上げられている。

 疲労はいったんピークに達しつつある選手たちはそれでも足を前に出して戦うなど、メンタルとしても成長は確かに見られてきた。今月28日まで続くタイでの一次キャンプ、そして同31日から始まる沖縄での2次キャンプを通して、チームがやるべきことはこの実戦を通してもまたはっきりしたところがある。活動量の多い、積極果敢なサッカーにスピード感と精度、強度を添え――。連日30度超えのタイ・チョンブリで、名古屋は着実な進化の道を走っている。

取材・文:今井雄一朗(フリーライター)

【名古屋 新体制PHOTO】スローガンはAll for NAGOYA ~進化~。阿部、稲垣、山﨑ら新加入選手も加わり名古屋“ファミリー”と共に優勝を目指す!!
 

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January 25, 2020 at 10:33AM
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