
県によると、女性は東京都内在住。伊那保健所管内(伊那市、駒ケ根市、上伊那郡6町村)の実家に帰省中の13日に感染が分かり、医療機関に入院した。20、22日に2回連続陰性の結果が出たため22日に退院、実家に帰った。
しかし、26日に39度台の発熱があり、27日に感染症指定医療機関に入院し、28日に陽性と判明した。熱は下がったが、全身の倦怠(けんたい)感やのどの痛み、頭痛があるという。
同課によると、女性は退院後も外出せず実家にとどまり、家族との接触も極力避けていた。このため再び感染した可能性は低いとしている。陰性と確認され、退院してから再び陽性になるのは県外で例があり、厚生労働省が退院した人に注意を呼び掛けるよう都道府県などに通知していた。
信州大病院(松本市)感染制御室副室長の金井信一郎助教は、今回の再陽性について「体内に残っていたウイルスが再燃した可能性が高い」と指摘。「退院後も感染の恐れがあるので、4週間程度は自宅に待機するなど、人との接触を避けた方がよいのではないか」としている。
(4月29日)
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April 29, 2020 at 04:03AM
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新型コロナ 20代女性、退院後に再び陽性 県内初 - 信濃毎日新聞
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