新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出制限で、家庭内暴力(DV)や虐待、性暴力被害の深刻化が指摘され、孤立した中で子育てを強いられている女性も多い。そんな女性たちの駆け込み場所として、自身が経営する東京・銀座のクリニックを開放している産婦人科医の対馬ルリ子さん(62)に、取り組みへの思いを聞いた。【野村房代/統合デジタル取材センター】
――クリニックを開放した経緯を教えてください。
◆私が経営するクリニックは銀座と新宿にあり、婦人科や乳腺科、漢方外来などで女性の心身を総合的にサポートしています。新宿では以前から、性暴力を受けた女性が駆け込んでくることがありました。周辺に大学が多いからか、指導教官に呼び出されてレイプされた、先輩に拉致されて暴行された、といった事例です。警察と協力して行政や民間の支援につなげてきましたが、緊急事態宣言を受けてクリニックが入る伊勢丹本店が休業し、…
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April 29, 2020 at 07:30AM
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コロナショックの現場から:DV被害「増加ではなくエスカレート」 女性たちの駆け込み場所「開放」する医師 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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