
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて自身や家族が在宅勤務になった人を対象に行った調査で、女性の家事・育児の負担が以前より増していることが明らかになった。調査を行った京都大大学院文学研究科の落合恵美子教授(家族社会学)は「『ステイホーム』のために誰がどれほどの負担を担っているのかに目を向けた施策が必要」と提言する。
調査は、お茶の水女子大大学院生の鈴木七海さんと共同で、八〜十五日にインターネット上でのアンケートを行った。首都圏、近畿圏を中心に男女合わせて三百四十人が回答。男女比は四対六だった。
「在宅勤務になって困ったこと」について、自由記述の回答を分析。子どもが休校中の女性の四割以上が「三食作らなければならない」「子どもの勉強を見ながら仕事」など家事・育児に関することを、三割が「けんかが増えた」「家族全員が同じ空間にいるストレス」といった家族関係の悪化を挙げた。
男女とも「在宅勤務前に比べて家事の総量が増えた」と感じているものの、家事の負担は「変わらない」と答えた男性が多かった。一方で特に、子どものいる家庭の女性からは「夫婦で在宅勤務だが、夫は自分の部屋で仕事に集中」「子どもが寝た後の夜間にしか仕事ができない」という声があり、家事・育児の負担を強いられている実情が浮き彫りになった。
落合教授は「政府はあまりに簡単に休校を決めてしまった。在宅勤務になった家族が世話すればいい、という考えも無理がある」と指摘。「例えば、休校を本当に必要な地域に限って実施すれば、家事・育児の負担は軽減される。地域や家庭の実情に即した施策をしてほしい」と訴える。 (小形佳奈)
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April 25, 2020 at 12:21PM
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新型コロナ>休校・在宅勤務、女性にしわ寄せ 「夫は仕事に集中」 家事・育児の負担増:社会(TOKYO Web) - 東京新聞
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