徳島市長選で当選し、花束を手にする内藤佐和子氏=5日夜、徳島市で |
「女性の目線で現役世代や子育て世代が暮らしやすい徳島にしていきたい」。徳島市長選で初当選した内藤佐和子氏(36)は五日夜、記者団から歴代最年少の女性市長になる決意を問われ、満面の笑みで答えた。
市内の選挙事務所には百人を超える支援者らが集まり、当選が伝わると「よっしゃ!」と歓声を上げた。内藤氏は大きな拍手に包まれて登場。壇上で深く頭を下げた。「町を二分するような戦いになったが、ワンチームになって進んでいきたい」と力を込めた。
内藤氏は東京大在学中に難病「多発性硬化症」を発症し、体験を著書につづった。市長としての公務に影響はないかと尋ねられ「(選挙戦最終日の)四日は三時間しか寝られず、十八回も演説をしたが全然大丈夫。体力には自信がある」と言い切った。
現職遠藤彰良氏(64)は再選を果たせず「正義感を持って真面目に仕事をしてきたが、伝わらなかった」と肩を落とした。
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April 06, 2020 at 12:38PM
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徳島市長 36歳・内藤氏 「女性の目線で暮らしやすいまちに」:政治(TOKYO Web) - 東京新聞
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