
【パリ=竹田佳彦】欧州で第二次大戦の終戦日の八日、ドイツ占領下だった一九四〇年代のフランスで抵抗運動(レジスタンス)に加わったセシル・ロルタンギさんが、仏中西部の自宅で死去した。百一歳。遺族が発表した。
パリのレジスタンスを率いたアンリ・ロルタンギ大佐(一九〇八〜二〇〇二年)の妻で、市民に「武器を取れ」と呼び掛ける宣伝ビラをタイプしたことで知られる。
仏メディアによると一九一九年、西部ロアイヤンで、共産主義活動家の電気技師の家庭に生まれた。十七歳から労組で速記タイピストとして働き始め、大佐と知り合った。レジスタンス入りは四〇年。独軍のパリ占領に前後して、生後七カ月の娘を病気で亡くし、決意したという。
組織ではビラや機関紙を作るタイピストとして活動。四四年八月には「祖国が求めている。市民よ、武器を取れ」と蜂起を呼びかけるビラを作った。連絡員としても活動し、大佐との間に生まれた子どもの乳母車に秘密文書を隠し、買い物籠に拳銃や手りゅう弾を入れて運んだ。
パリ解放後、抵抗運動の幹部と共にドゴール将軍らと面会した。遺族は声明で「対独協力のビシー政権やナチスとの戦いで、象徴的な女性だった」とたたえた。
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May 10, 2020 at 12:16PM
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パリ解放の女性闘士死去 セシル・ロルタンギさん 101歳:おくやみ(TOKYO Web) - 東京新聞
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