「もともと古着だけでなく、旧い家具や雑貨も好きだったんです。だから、自分の気になるものを全部置けるような店を作りたくて『JANTIQUES(ジャンティーク)』をオープンしました。好きなものを詰め込んだ家に友人を招くような感覚の店が理想でしたね」 【画像一覧】ご紹介した商品の写真はこちらから そう語るのは、オーナーの内田斉氏。オープンから今年で15年になるが、当初のコンセプトは変わっていない。店内には100年前に作られたヴィンテージもあれば、90年代の古着もある。アンティーク時計やメガネフレーム、さらには、デッドストックのボタンや金具など、多種多様なアイテムがボーダーレスに置かれている。このようなスタイルのショップは、『ジャンティーク』が先駆けであり、ファッション関係者から厚い支持を受け続けている。 「年代も国籍も気にせず、いいと思ったものは紹介していきたいですね。アメリカものの古着も好きですが、ヨーロッパの古着や各国の伝統的な衣装も面白い。それらをうまくミックスしたスタイルが作れればと思っています」と内田氏。 これからも知らなかった面白い世界を見せてくれるに違いない。
ドイツ製のフィッシャーマンシャツ
ストライプ柄やスタンドカラーの襟元が特徴的なプルーオバーシャツ。フィッシャーマンシャツと呼ばれている。「ヨーロッパのクラシックな雰囲気が魅力です。男女問わず着られる一着で、大きめのサイズ感で細めのパンツに合わせると様になります」。
ラングラーのデニムシャツ
タグのデザインから80年代のものと思われるラングラーのデニムウエスタンシャツ。「裾野あたりが色落ちしていないので、元の所有者がタックインして着ていたと推測されます。おそらくカウボーイが作業着として着ていたんじゃないでしょうか。そうしたストーリーが想像できるのもヴィンテージの面白さです」。
エルジンのミリタリーウォッチ
1940年代後半から50年代のものと思われるエルジンのミリタリーウォッチ。USネイビーに採用されていたもので、防水のために大きなリューズガードが付いている。「リューズガードをチェーンで固定するという実用的なディテールが面白い。玉数も少なく、希少なモデルです」。 Photographer:Norihiko Fujisawa Text:Tetsu Takasuka
朝日新聞社
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October 24, 2020 at 06:04PM
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アメカジからアンティーク時計まで、ボーダレスな古着店で新たなスタイル探し(AERA STYLE MAGAZINE) - Yahoo!ニュース
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