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小学生の時から祖母介護、女性「自分が助けないと」…ヤングケアラー過度の負担 - 読売新聞

 病気や障害の家族を介護する若者への支援が課題となっている。「ヤングケアラー」や「若者ケアラー」と呼ばれ、過度の負担で学校生活や社会生活に支障が出ているケースもある。大阪では高校生の5%が該当するというデータもあるが、潜在化しやすく全体像は分かっていない。国は近く実態調査に乗り出す方針で、支援を行う民間団体も出てきた。(河下真也)

 「介護する生活が当たり前だと思っていた」。京都府内の大学に通う女性(22)は小学生の頃を振り返る。

 中学年の時、認知症の祖母との同居が始まった。両親は共働きで夜まで帰ってこない。学校から帰宅すると、祖母の面倒をみるのが日課になった。

 仕事、育児に介護も加わり、やつれていく母親。女性は「自分が助けてあげないといけない」と考えるようになり、日中も自宅で付きっきりになった。夜中に歩き回るため、寝不足になった。祖母が亡くなるまでの2年間、不登校になったが、「家族のため、学校より介護を選ぶしかなかった」と話した。

 日本ケアラー連盟は「大人が担うようなケア責任を引き受ける18歳未満の子ども」を「ヤングケアラー」、18歳~30歳代を「若者ケアラー」としている。

 総務省の就業構造基本調査(2017年)によると、15~29歳で介護を担っている人は約21万人。2012年の調査と比べると3万2500人増えており、高齢化などで中高年だけではケアを担えなくなっていることが一因とされる。ただ、介護の内容や程度など実態は分かっておらず、厚生労働省は12月にも、介護する子どもの調査を始める。

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November 30, 2020 at 07:40AM
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