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高梨沙羅、「自分のスタイル」貫きたい 2022年北京五輪へ、完成目指す:時事ドットコム - 時事通信

「かみ合うまで粘り強く」

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(23)=クラレ=がワールドカップ(W杯)札幌大会終了後に時事通信のインタビューに応じた。W杯で男女を通じて史上最多の56勝を誇る日本のエース。今季(2019~20年シーズン)の戦いぶりや現在の競技観、五輪への思いなどを聞いた。(時事通信運動部 山下昭人)

◇ ◇ ◇

 地元の北海道で開催された札幌大会では4位と5位。昨年12月開幕の今季W杯では5戦を終えて3位が最高で、総合順位も4位と本意ではない。

 「内容は少しずつでも良くなりつつあるんですけど、なかなか結果に結びつかないもどかしさを感じています。かみ合うポイントが来るまで粘り強く耐えているしかないと思います。その瞬間が来るまで、チャンスが来た時にしっかりつかめるようにしておきたいと思います」

 2018年平昌五輪で銅メダルを獲得。その後は表彰台の中央を目指して技術やトレーニング、道具の試行錯誤を重ねてきた。目の前にある大会の成績も大切だが、22年北京五輪で結果を出すことを一番の目標にしている。

 「いろいろ試しながらなので、若干の波は出てしまうとは思うんですけど、はまった時にやっていてよかったなと思うことができますし、考えている時間というのも自分の中では楽しみの一つ。競技のやりがいを感じている瞬間の一つではあるので、そういうところをしっかりつなげていって結果が出せるのが最高です。そこにたどり着くまで頑張っていきたいです」

競技力上がった女子ジャンプ界

 かつては高梨が圧倒的な存在だった女子ジャンプ界。4度目の総合優勝を遂げた16~17年シーズンごろから、世界の競技レベル向上が目立つようになり、ライバルが次々と台頭した。最近3シーズンの高梨の勝利数は9、2、1と年々減っている。

 「世界のレベルがどんどん上がってきていて、誰が勝ってもおかしくない状況。(感じるのは)やっぱり力強さですかね。男子並みの力強さを持った選手が多く出てきていると思います。それにプラスしてスピード感もありますし、年々女子ジャンプが男子に近づいていっている感覚はあるんですよね」

 「体が勝手に動いていた」という10代の頃に比べると、今はジャンプを追究し、論理的に理解できている。競技者として成長している実感はある様子だ。

 「自分の課題や反省点をしっかり自分の中で分析して言葉で書けています。昔は本当に感覚だけで飛んでいた。その感覚さえあればという感じではあったんですけど、ミスをしてしまった時に修正が利かなくなってしまう。その辺はもろい部分だったのかな」

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January 12, 2020 at 03:00PM
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