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清水、ゲームを支配した開幕戦の70分間。“クラモフスキー・スタイル”の完成度と可能性は? - サッカーダイジェストWeb

「守備へのスイッチのところは監督からすごく言われますし、今日は距離感が良かったので良い形で奪い返せて、攻撃の回数を増やすことにも繋がったと思います」と、トップ下の後藤優介も語る。ティーラシンの先制ゴールも、良い形でボールを奪い返したところからの速攻で生まれた。

 ビルドアップの質やボールの動かし方も、昨年より格段に良くなっている。相手のギャップに良いタイミングで顔を出す選手が増え、縦パスの成功率が増し、前が空けば誰もが自らボールを運んで押し上げていく。そこは昨年までクラモフスキー監督が在籍した横浜と同様の良い面だ。

 清水の場合、昨シーズンまでは最終ラインでボールを保持しても、そこからボールを前に運ぶのに苦労するシーンが目立ったが、今年のチームにその苦労は見られない。開幕戦まででチームの練習が始まってからちょうど40日だが、この短期間でこれだけ変化があったのは大きな成果と言える。

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February 25, 2020 at 09:10AM
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