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「女性が活躍する会社BEST100」に見る企業の課題と取り組み~「D&ILフォーラム」報告(1) - DIGITALIST

 「ダイバーシティ&イノベーションリーダーズ(D&IL)フォーラム」(日経BP総合研究所が運営)では、企業のダイバーシティマネジメント推進を支援するため、参加企業の女性活躍度診断や年に数回の研究会を行っている。2020年6月4日、同フォーラムの2020年度第1回研究会がオンライン形式で開催された。この様子をリポートする(取材・文=坂下明子)。

 2020年度第1回の研究会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン形式による開催となった。今回の研究会では、企業の女性活躍推進をテーマに取り上げた。

 「日経WOMAN」(日経BP)と「日経ウーマノミクス・プロジェクト」(日本経済新聞社グループ)では「企業の女性活用度調査」を共同実施している。このたび2020年版「女性が活躍する会社BEST100」の結果が5月に発表された。これを受けて研究会では、同調査の審査に長年携わっている人材育成コンサルタントである、キャリアン代表取締役の河野真理子氏が「女性活用度調査2020の傾向と対策」と題する講演を行った。

 河野氏は前置きとして、2019年度の日本企業におけるダイバーシティの進展状況に触れ、続いて「女性が活躍する会社BEST100」の総合ランキングで1~3位となった日本IBM、アクセンチュア、花王グループの施策について、過去10年間のランキングの推移や3社の特徴・共通点も含めて解説した。

 次に、現場体験を含めた女性リーダー研修、配偶者の転勤で退職する社員の再就職サポートなど、トップ10以外の企業からも注目に値する取り組みを紹介し、「順位に一喜一憂することなく、施策を根気強く継続して仕組みを作り上げ、新入社員から経営層までの各層に意識を浸透させることが大切」と強調した。

 「企業の女性活用度調査」では、「管理職登用度」「女性活躍推進度」「ワークライフバランス度」「ダイバーシティ推進度」の4つのポイントを採点の指標としている。これらは企業のダイバーシティ施策の策定や推進にも役立つとして、「この調査は自社の強みや弱みを整理し、目標を再設定するのに最適な機会。ぜひ、ダイバーシティの推進に活用してほしい」と述べた。

2020年にどう動くかが、その後の変化を大きく左右する

 講演後は、フォーラム参加企業が各社の女性活躍推進に関する活動状況と成果を報告した。複数の企業からは、「男性社員の意識をどう変えるか」「ライン長までと役員の間の壁をどう取り払うか」「ステークホルダーをどう巻き込むか」などが課題として挙げられた。

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June 23, 2020 at 07:34AM
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