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【沼津 vs 岩手】染矢一樹が新たな攻撃スタイルに感じている大きな可能性。 - J's GOAL

2020年7月28日(火)

チームとしても大幅なスタイルチェンジにも取り組んでいる今季。リーグ戦を消化していくごとに「沼津がやりたいサッカーを頭でだいぶ理解できるようになってきた」とチームの中心選手でもある染矢一樹も戦術理解の手応えを感じている。ただ一方で、スタイルの成熟と結果の二兎を追う難しさを試合の中で感じてきたことも事実で、特に今季2敗を喫した長野戦、YS横浜戦ではほろ苦い敗戦も味わった。自分たちがゲームを支配しながらもセットプレーからの失点が敗戦を招いた2試合。相手にボールを保持されても焦れない粘り強い守備を武器に、数少ないチャンスから勝利を手にしてきた昨季までの自分たちの戦い方と重なる敗戦に、「今まで沼津が勝っていたようなパターンで負けてしまう試合が多い」と歯痒いジレンマも感じた。相手よりもいくらゲームを支配しても、いくら内容の良いサッカーを展開しても勝利至上主義なのがプロの世界。スタイルを成熟させていくためには、そのジレンマと隣り合わせになりながらスタイル成熟を進めなければならない。それが今季乗り越えていかなければいけない最も大きな障壁なのだ。

特にボール保持よりも縦へのスピードを優先した昨季までの攻撃スタイルから、時には最終ラインからボールを動かし、空いているスペースから効果的な侵入が求められている今季の攻撃スタイルは最も大きな変化。昨季までのリーグ最下位だったボール保持率から試合を通して相手を上回ることも多いボール保持率だけを見ても大きな変化は感じられる。「沼津のやりたいサッカーを相手はだいぶ嫌がっている。逆に去年までは間(DFラインと中盤ラインの間)に立たれて、ターンされて(守備で)置いていかれるようなシーンはたくさんあったし、ポゼッションされることも多かった。それで疲弊することもいっぱいあった」。昨季とは180度異なるスタイルへ生まれ変わったからこそ、自分たちが目指す終着点に大きな可能性も感じており、「自分的にもまだまだだと思っているけど、伸び代というか、まだまだ良くなれる要素はたくさんある」と選手も実感している。

それでもチームは、6試合を終えて3勝1分2敗とまずまずの成績でスタートを切り、前節・八戸戦も敵地で勝利。試合内容に目を向けても意図した形からチャンスを作る機会も増えている。ただ6得点中4得点がセットプレーと、流れの中から相手を崩した得点がまだ少ないのも事実。自分たちのスタイルの自信をより一層深めるためには、今節での勝利はもちろん意図した形からの得点が増えればより自信に繋がる。それだけにホームで迎える岩手戦は、“成功体験”を獲得できるかに注目だ。

文:森亮太(沼津担当)

明治安田生命J3リーグ 第7節
7月29日(水)16:00KO 愛鷹
アスルクラロ沼津 vs いわてグルージャ盛岡

愛鷹広域公園多目的競技場(アスルクラロ沼津)
みんなの総合評価 (3.2)
臨場感 (3.4)
アクセス (2.9)
イベント充実 (3.3)
グルメ (3.7)
アウェイお楽しみ (3.1)

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